7月12日雨上がりの散歩
2003年7月12日 雨上がりの散歩
ここリモネットに着いて10日が経ちました。 今日は初めて雨の日です。これまでに夕方に夕立ちのようなシャワーが2・3度ありましたが...。 アルプスの山ひだの狭間にあるこの村では、雨の日は薄暗く、日中でも電気を付けたくなります。
10日経っても、東洋人には会いません。これまでに、来た時も同じ状況でした。 ぼくたちは、けっこう珍しい東洋人ということのようです。その分親切にしてもらえるのかもしれません。 日本人か中国人かどちらか分からず、「どこから来たの?」と訪ねられる場合がありますが、日本人と分かると「やはり日本人」という感じの反応です。
今日は雨降りで、することもなく、「鬼平犯科帳」とインターネットで落とした電子ブック『刺客群像』を読んで過ごしました。 夕方雨も上がったので、リモーネまで出かけることにしました。 前の街道に出ると、老夫婦が家に入ろうとしています。散歩からの帰りのようでした。
リモーネの町には、夕方のそぞろ歩きの、じいさんばあさんが溢れていました。 ぼくなどは、若い方です。いやほんとの話、ほとんどが70台から80台ばかりなのです。90をこえていると思われる人もたまには居ります。 そうしたお年寄りの2/3がグループのおばあさん。残りは夫婦、あるいはひとり。おじいさんあるいはおばあさんが、ただ一人で、よぼつきながら歩を進め ているのを見るのは、おれもいずれああなるという気がして、少し辛い気もして、カメラを向けられません。
以前定宿にしていたホテル・エクセルシオールです。かつてのモナコ王子の別荘を改築したものと聞きます。 来年の1月には、大学山岳部の連中とここに泊まってスキーをする予定。
リモーネの町には、わんちゃんを連れた人が多い。 半時間に見た犬の数は、20匹をこえました。 半分近くがノーリードです。しかしノーリードの犬は、勝手に動くので、いい写真が撮れません。
スーパーマーケットの戸口に待たされていて、他の客が来て戸を開けると一緒に入ろうとしては、その度ごとに、その客に叱られているわんちゃんがいまし た。耳が「困った。中はどうなってんの」といっています。
リモーネの町のそこここには、こんなゴミ箱のような箱が置いてあります。 近寄って良く見ると、DOG WCと書いてあり、その下に便器に座っている犬のイラストがありました。 もちろん、わんちゃんがこの箱に座る訳ではありません。
いつも行くリモーネのお肉屋さんです。
お肉屋さんのすぐ上手に、花付きのズッキーニを売ってるお店がありました。 これは、雌花ですから珍しい。 ズッキーニはカボチャの仲間ですから雄花・雌花があって、雄花はよく売られています。
これは先日、スーパーで「ズッキーニの花」として売ってあるのを、買って帰ったものです。
インターネットで調べると、料理に珍重されるそうです。ミンチ肉をタマネギといため、チーズを絡めたものをこの花に詰め、蒸し物とする...等とありま したが、スープに入れることにしました。 充分美味しい。
このお店には、花付きズッキーニと一緒に、バジルがありました。 スーパーには無いものをそろえているようです。
バジルを、トミーノ・トマトにあしらったアペタイザ−は、こんなことになりました。
もう食い物の話は、終わったはずだったのに、また食い物になりました。 まあ、フランス料理発祥の地といわれるピエモンテ州にいるのだから、しゃあないというべきでしょうか。
ここリモネットに着いて10日が経ちました。 今日は初めて雨の日です。これまでに夕方に夕立ちのようなシャワーが2・3度ありましたが...。 アルプスの山ひだの狭間にあるこの村では、雨の日は薄暗く、日中でも電気を付けたくなります。
10日経っても、東洋人には会いません。これまでに、来た時も同じ状況でした。 ぼくたちは、けっこう珍しい東洋人ということのようです。その分親切にしてもらえるのかもしれません。 日本人か中国人かどちらか分からず、「どこから来たの?」と訪ねられる場合がありますが、日本人と分かると「やはり日本人」という感じの反応です。
今日は雨降りで、することもなく、「鬼平犯科帳」とインターネットで落とした電子ブック『刺客群像』を読んで過ごしました。 夕方雨も上がったので、リモーネまで出かけることにしました。 前の街道に出ると、老夫婦が家に入ろうとしています。散歩からの帰りのようでした。
リモーネの町には、夕方のそぞろ歩きの、じいさんばあさんが溢れていました。 ぼくなどは、若い方です。いやほんとの話、ほとんどが70台から80台ばかりなのです。90をこえていると思われる人もたまには居ります。 そうしたお年寄りの2/3がグループのおばあさん。残りは夫婦、あるいはひとり。おじいさんあるいはおばあさんが、ただ一人で、よぼつきながら歩を進め ているのを見るのは、おれもいずれああなるという気がして、少し辛い気もして、カメラを向けられません。
以前定宿にしていたホテル・エクセルシオールです。かつてのモナコ王子の別荘を改築したものと聞きます。 来年の1月には、大学山岳部の連中とここに泊まってスキーをする予定。
リモーネの町には、わんちゃんを連れた人が多い。 半時間に見た犬の数は、20匹をこえました。 半分近くがノーリードです。しかしノーリードの犬は、勝手に動くので、いい写真が撮れません。
スーパーマーケットの戸口に待たされていて、他の客が来て戸を開けると一緒に入ろうとしては、その度ごとに、その客に叱られているわんちゃんがいまし た。耳が「困った。中はどうなってんの」といっています。
リモーネの町のそこここには、こんなゴミ箱のような箱が置いてあります。 近寄って良く見ると、DOG WCと書いてあり、その下に便器に座っている犬のイラストがありました。 もちろん、わんちゃんがこの箱に座る訳ではありません。
いつも行くリモーネのお肉屋さんです。
お肉屋さんのすぐ上手に、花付きのズッキーニを売ってるお店がありました。 これは、雌花ですから珍しい。 ズッキーニはカボチャの仲間ですから雄花・雌花があって、雄花はよく売られています。
これは先日、スーパーで「ズッキーニの花」として売ってあるのを、買って帰ったものです。
インターネットで調べると、料理に珍重されるそうです。ミンチ肉をタマネギといため、チーズを絡めたものをこの花に詰め、蒸し物とする...等とありま したが、スープに入れることにしました。 充分美味しい。
このお店には、花付きズッキーニと一緒に、バジルがありました。 スーパーには無いものをそろえているようです。
バジルを、トミーノ・トマトにあしらったアペタイザ−は、こんなことになりました。
もう食い物の話は、終わったはずだったのに、また食い物になりました。 まあ、フランス料理発祥の地といわれるピエモンテ州にいるのだから、しゃあないというべきでしょうか。
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